＜ミズノクラシック　最終日＞◇6日◇近鉄賢島カンツリークラブ(6,506ヤード・パー72)

　三重県にある近鉄賢島カンツリークラブで開催された、米国女子ツアー「ミズノクラシック」の最終日。トータル16アンダーでホールアウトした上田桃子と、フォン・シャンシャン(中国)がプレーオフに突入。上田が3ホール目で決着をつけ2年ぶりの勝利を挙げた。

上田桃子がプレーオフを制して2年ぶりの優勝！

　プレーオフで敗れたフォンは「自分の最善を尽くすことができたが、パットに運がなかったですね」とコメント。「自分自身よくやったと思うし、16アンダーはすごいと思っています。日本はプレーがすごく好きなので今回は2位でしが、次は自分の番がくると思っています」と胸を張った。

　この日スコアを8つ伸ばし3位に入ったナ・イェン・チョイ(韓国)は「本当に完璧なゴルフでした。パット数が25だったので調子が良かった」と納得のラウンド。「毎日調子が上がっていました。今週はすごくいいプレーができたので、残りの試合も頑張っていきたい」と今後の意気込みを語った。

　首位とは3打差で最終日をスタートした横峯さくらは、一時は首位を猛追するが、終盤2ホールで連続ボギーを叩き6位タイでフィニッシュ。「17番、18番をボギーとしてしまったが、15番までは優勝争いに加われたと思う」と前向きに答えた。しかし「そのことは自分自身にもプラスになっているが、まだ足りないところもあるということですね」と反省も付け加えた。