象徴的な場面が14番のパー5。フェアウェイからの2打目を左引っかけ、やや深いラフへ。ピンはグリーンの左手前。マウンドを越えてすぐのピンに対して、渋野が放った3打目はピン手前5メートルのカラーに落ちると、するするとカップに向かい1.5メートルのチャンス。ピンチになってもおかしくない場面でスコアを伸ばしたところに、小技の成長を感じさせる。
10番のパー4ではティショットフェアウェイ、2打目は出すだけ、3打目はグリーン左にこぼすというピンチを招いたが、4打目がもう少しでチップインというアプローチ。危なげなく“ボギーセーブ”したことも、流れを切らさない展開をつくった。
優勝した2年前は林間コースだったが、昨年は初のリンクスコースに翻弄。今年は見事にその借りを返した。「アンダーが出せたのは去年とはちがうところ。悔いのないようにできたらいいなと思います」。予選2日間ともに風が弱かったという点はあるものの、それは全員に共通。その中で首位との3打差。「引きずらないというのができている」と粘り強いプレーで、自信と新たなスタイルが生まれているのが今回の全英だ。
「15番から頑張りどころだった」という終盤4ホールは全英コースの中でも最難関といわれるなかで、すべてパーオンのパー。「目の前のことに集中して」と向かう決勝ラウンドで、再び輝きを放つ姿が見られそうだ。
10番のパー4ではティショットフェアウェイ、2打目は出すだけ、3打目はグリーン左にこぼすというピンチを招いたが、4打目がもう少しでチップインというアプローチ。危なげなく“ボギーセーブ”したことも、流れを切らさない展開をつくった。
優勝した2年前は林間コースだったが、昨年は初のリンクスコースに翻弄。今年は見事にその借りを返した。「アンダーが出せたのは去年とはちがうところ。悔いのないようにできたらいいなと思います」。予選2日間ともに風が弱かったという点はあるものの、それは全員に共通。その中で首位との3打差。「引きずらないというのができている」と粘り強いプレーで、自信と新たなスタイルが生まれているのが今回の全英だ。
「15番から頑張りどころだった」という終盤4ホールは全英コースの中でも最難関といわれるなかで、すべてパーオンのパー。「目の前のことに集中して」と向かう決勝ラウンドで、再び輝きを放つ姿が見られそうだ。