＜AIG女子オープン　2日目◇20日◇カーヌスティGL（スコットランド）◇6850ヤード・パー72＞

笹生優花が今季メジャー2冠目に向け、好位置をキープした。3バーディ・2ボギーと1つスコアを伸ばし、トータル5アンダーの5位タイ。首位と2打差で、週末に入る。

やっぱり激似！笹生優花とローリー・マキロイのスイングを連続写真で比較

開幕前に「難しい」と印象を話していたコースだが、いざ本番が始まると全米女子オープン女王はそれを感じさせない。トップと1打差の4アンダーからスタートすると、まずは4番、5番でポンポンとバーディを連取した。9番、12番のボギーで一時はパープレーに戻したが、14番パー5で再び1つスコアを伸ばし、そのままホールアウト。最後まで涼し気な表情が変わることはなかった。

「きょうも雨予報だったけど晴れて、風も穏やかでよかった」というコンディションも、そのプレーを後押しした。「前半風がなかったぶんプレーしやすかった。後半は風が出たけど、その読みもよかった」とマネジメントにも狂いはない。若干20歳にして畑岡奈紗とのプレーオフを制して今年6月につかんだ全米タイトルだけでなく、全英のトロフィーもコレクションに加えることになるか？