スコットランドの名門カーヌスティで開催された海外女子メジャー「AIG女子オープン」（全英女子）は、スウェーデン出身の34歳、アンナ・ノルドクビストがメジャー3勝目、米国女子ツアー通算9勝目を挙げて幕を閉じた。

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最終日はリーダーボードが目まぐるしく変動する大混戦だったが、大詰めは最終組のノルドクビストとデンマーク出身の26歳、ナンナ・コルザ・マジソンの一騎打ちになった。

米女子ツアー初優勝とデンマーク初のメジャー優勝の重圧のせいか、マジソンは17番ではなんとかパーを拾う苦しいゴルフになり、18番ではグリーンサイドの難しいバンカーに入れてダブルボギーを喫した。

一方のノルドクビストは上がり2ホールで着実にフェアウェイとグリーンを捉え、しっかりパーで収めて勝利を手に入れた。

そんな彼女の安定したプレーぶりと堂々たる勝ちっぷりは、一見、ベテラン選手の「余裕の勝利」のように見えたかもしれない。