＜CMEグループ・ツアー選手権　初日◇18日◇ティブロンゴルフクラブ（米フロリダ州）◇6556ヤード・パー72＞

米女子ツアーのエリートフィールドに足を踏み入れた。6月の「全米女子オープン」で逆転優勝した笹生優花が、2021年シーズンの最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」に参戦。「去年の今頃はこの試合に出られるとは思ってなかったので、こうやってすごい選手の人たちと同じ試合に出られて、すごくありがたいと思うし、いろいろ勉強になっているので、本当にいい経験になっていると思う」と語る20歳が、首位と2打差の好スタートを切った。

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ビッグスコアが続出する中、笹生も流れに乗って「66」をマーク。後半10番でティショットのミスでダブルボギーと唯一スコアを落としたが、12番から3連続バーディ、17番パー5ではイーグルを奪って巻き返し。1イーグル・6バーディ・1ダブルボギーの6アンダー、首位とは2打差につけた。

8アンダー・トップに立つのは、同組で回ったイ・ジョンウン6（韓国）。「本当に上手でしたし、パターも本当に入っていたので勉強になりました」と刺激を受けながらのラウンドも好スタートにつながった。

「まだ3日あるので、いつも通り、楽しんでゴルフができればなと思う」と語る笹生。優勝者には、年間女王の称号とともに優勝賞金150万ドル（約1億7200万円）が与えられる本大会、ツアートップ選手のひとりとして、シーズン最後の試合を戦い抜く。