今季も数多くの話題が生まれたゴルフ界。その中から、編集部が各ツアーの10大ニュースをピックアップしてシーズンを振り返る。今回は海外女子ツアー。
渋野日向子、米ツアーカード取得を喜ぶ【動画】
■19歳で全米制覇 笹生優花が快挙達成
笹生優花が歴史に名を刻んだ。6月に行われた「全米女子オープン」で畑岡奈紗をプレーオフで破り、19歳で同大会を制した。これはインビー・パーク(韓国)に並ぶ大記録。最終日は首位のレクシー・トンプソン(米国)と1打差の2位からスタートしたが、前半だけで連続ダブルボギーなど大きくスコアを崩した。ところがレクシーがスコアを落とし、3つ伸ばした畑岡との一騎打ちに突入。2ホール合計のスコアで決着つかずサドンデスに。1ホール目でバーディを奪った笹生が死闘に決着をつけた。
■畑岡奈紗が年間2勝を達成
日本のエースがシーズン2勝を達成した。2020年は開幕から2戦連続で2位に入ったが、未勝利に終わった畑岡奈紗。リベンジに燃えた21年は思わぬ大不振から始まった。初戦は52位タイ。その後は2戦連続予選落ち。その後も調子が上がらなかったが、徐々に調子を上げて6月の「全米女子オープン」でプレーオフのすえ2位。7月の「マラソンLPGAクラシック」で米ツアー4勝目。さらに9月の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で大会2勝目を飾った。最終戦ではコ・ジンヨン(韓国)に追いすがり2位フィニッシュ。来季に期待がもてる1年を締めくくった。
■ネリー・コルダが大ブレイク
今年もっともブレイクを果たしたのはネリー・コルダ(米国)と言っていいだろう。昨年まで台湾で2勝、オーストラリアで1勝を挙げていたが、2月に米本土初勝利を果たすと、6月に今季2勝目。そしてその翌週には「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー初V。さらに東京五輪では金メダルと破竹の勢いは止まらない。女子世界ランキングでも1位に君臨し、11月には今季4勝目。世界のトップを走る若き女王は日本で言えば黄金世代。女子ゴルフ界の中心選手としての地位を築いた。
■ジェシカ&ネリーのコルダ姉妹が快挙
ジェシカ・コルダ(米国)が開幕戦となった「ダイヤモンド・リゾーツ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で2018年以来のツアー6勝目を挙げると、翌戦は妹のネリーが優勝。米国女子ツアーでは、アニカ、シャーロッタのソレンスタム姉妹(スウェーデン)が00年に達成して以来の姉妹連続優勝記録となった。
渋野日向子、米ツアーカード取得を喜ぶ【動画】
■19歳で全米制覇 笹生優花が快挙達成
笹生優花が歴史に名を刻んだ。6月に行われた「全米女子オープン」で畑岡奈紗をプレーオフで破り、19歳で同大会を制した。これはインビー・パーク(韓国)に並ぶ大記録。最終日は首位のレクシー・トンプソン(米国)と1打差の2位からスタートしたが、前半だけで連続ダブルボギーなど大きくスコアを崩した。ところがレクシーがスコアを落とし、3つ伸ばした畑岡との一騎打ちに突入。2ホール合計のスコアで決着つかずサドンデスに。1ホール目でバーディを奪った笹生が死闘に決着をつけた。
■畑岡奈紗が年間2勝を達成
日本のエースがシーズン2勝を達成した。2020年は開幕から2戦連続で2位に入ったが、未勝利に終わった畑岡奈紗。リベンジに燃えた21年は思わぬ大不振から始まった。初戦は52位タイ。その後は2戦連続予選落ち。その後も調子が上がらなかったが、徐々に調子を上げて6月の「全米女子オープン」でプレーオフのすえ2位。7月の「マラソンLPGAクラシック」で米ツアー4勝目。さらに9月の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で大会2勝目を飾った。最終戦ではコ・ジンヨン(韓国)に追いすがり2位フィニッシュ。来季に期待がもてる1年を締めくくった。
■ネリー・コルダが大ブレイク
今年もっともブレイクを果たしたのはネリー・コルダ(米国)と言っていいだろう。昨年まで台湾で2勝、オーストラリアで1勝を挙げていたが、2月に米本土初勝利を果たすと、6月に今季2勝目。そしてその翌週には「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー初V。さらに東京五輪では金メダルと破竹の勢いは止まらない。女子世界ランキングでも1位に君臨し、11月には今季4勝目。世界のトップを走る若き女王は日本で言えば黄金世代。女子ゴルフ界の中心選手としての地位を築いた。
■ジェシカ&ネリーのコルダ姉妹が快挙
ジェシカ・コルダ(米国)が開幕戦となった「ダイヤモンド・リゾーツ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で2018年以来のツアー6勝目を挙げると、翌戦は妹のネリーが優勝。米国女子ツアーでは、アニカ、シャーロッタのソレンスタム姉妹(スウェーデン)が00年に達成して以来の姉妹連続優勝記録となった。