＜ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ　最終日◇23日◇レイク・ノナG＆CC（米フロリダ州）◇6617ヤード・パー72＞

短いオフを経て臨んだ2022年初戦はやや悔いの残る結果となった。畑岡奈紗は3バーディ・3ボギーのイーブンパーで回り、トータル2オーバー・18位タイで4日間を終えた。

畑岡奈紗のドライバースイングをコマ送りで【連続写真】

初日、2日目はともに1アンダー。ところが3日目の後半は5つスコアを落としてしまった。「3日目、4日目は厳しいコンディション、もう少し自分の中でできたかなという思いがあるので、悔しい気持ちのほうが大きい」と振り返った。

新シーズンに向けて取り組んできたことは「なかなか半分もできていない気がする」と手探り状態だが、「これからかなと思っている」と、前向きに捉える。この日は途中からお試し時間を設けた。「途中、思い切ってドロー系のボールを打ったり、打ち分けながら試せた部分があった」とショットの状態を確認した。

最終日は「パッティングが4日間でいちばんよかった」とプラスの面は次週につながる。次週のコースは2年前に優勝争いを演じ2位に入りイメージもいい。「思い出のあるコース。しっかり自分のプレーができるように頑張りたい」。ここからフロリダ2戦。つかんだ感触を生かし、シーズン初勝利を目指していく。