＜ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ　最終日◇23日◇レイク・ノナG＆CC（米フロリダ州）◇6617ヤード・パー72＞

首位からスタートしたネリー・コルダ（米国）が1バーディ・4ボギーのラウンドでスコアを3つ落とし、トータル10アンダーの4位タイに終わった。世界ランキング1位、昨年4勝のネリーにとって、最終日の敵は寒さだった。

髪を下ろしたネリー・コルダが新鮮【写真】

「凍えた。気温以上に寒さを感じた。寒い大会はなるべく出たくない。なぜか分からないけど、体が固まってしまって苦手なの」。一気に気温が下がった最終日は首位を守りきれずに、失速してしまった。

灼熱の東京五輪で金メダル。寒さより暑さに強いネリーはフロリダ在住。今大会もフロリダでの開催だったが、異例の寒さに悲鳴をあげた。

「最終日は最終組だったし、少なくともトップ5に入ったからそこはよかった」と自信を納得させるのが精一杯。今季の2戦目、3戦目もフロリダ開催だが、気温上昇がネリーの結果に大きな影響を与えそうだ。