2013年の「マラソン・クラシック」など米国女子ツアー3勝を挙げているベアトリス・レカリ(スペイン)が現地時間27日(木)に開幕する「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」を最後にツアーから引退することを発表した。
【特別動画】「10年間で一番いいアプローチ」松山英樹が選ぶ2021年ベストショットトップ5
05年にプロ転向したレカリはすぐに摂食障害に苦しむなど、苦しいプロ生活のスタートとなったが、09年に欧州ツアーで初優勝を挙げると10年からは米ツアーに参戦。同年の「CVS/ファーマシーLPGAチャレンジ」でタイトルをつかんだ。13年には年間2勝を挙げたが、その後は勝ち星に恵まれず。35歳となる年に区切りをつけた。
理由として挙げたのはケガ、そしてコロナ禍。「ゴルフから離れることになって色々なことを経験したことで、ほかにやりたいことや興味があることが見えてきて優先順位が変わったわ。引退するときはそれを感じるだろうと思ったけど、それが日に日に明確になっていったの」。ケガから戻ろうとするたびに情熱が薄れていることに気づいたという。
一心不乱な性格も今回の決断を後押しした。「私はゴルフを100%やりたいと思っていた。全力を尽くせない、尽くさないならばほかのことを100%で楽しむときだということ。今回それを体験する機会となった。自分を見つめなおすことが一番いいと思ったの」。集中できないならクラブを置こう、そう思った。
『キャリアのベストな瞬間は?』という質問には、言葉を詰まらせあふれる涙をこらえた。「とても難しい質問だわ…。素晴らしい質問なのだけど。ゴルフは私にお金や地位、名声よりも多くのことを与えてくれた。感謝したい瞬間はたくさんあるから」と一部分を切り取ることはできず、これまでのキャリアに思いをはせた。
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一心不乱な性格も今回の決断を後押しした。「私はゴルフを100%やりたいと思っていた。全力を尽くせない、尽くさないならばほかのことを100%で楽しむときだということ。今回それを体験する機会となった。自分を見つめなおすことが一番いいと思ったの」。集中できないならクラブを置こう、そう思った。
『キャリアのベストな瞬間は?』という質問には、言葉を詰まらせあふれる涙をこらえた。「とても難しい質問だわ…。素晴らしい質問なのだけど。ゴルフは私にお金や地位、名声よりも多くのことを与えてくれた。感謝したい瞬間はたくさんあるから」と一部分を切り取ることはできず、これまでのキャリアに思いをはせた。