＜ゲインブリッジLPGA atボカ・リオ　3日目◇29日◇ボカ・リオGC（米フロリダ州）◇6701ヤード・パー72＞

これまでも、強い風が吹き荒れる中でしっかり順位を上げてきた。風に苦戦してオーバーパーが続出した3日目。26位タイから出た古江彩佳が、「71」をマークしてトータル4アンダー・7位タイへと浮上した。

古江彩佳の“曲がらない”ドライバースイング【連続写真】

あまりの風の強さに、グリーン上ではアドレスを取り直したり、葉っぱが飛んできたりと集中力を試される場面も何度もあった。それでも、「大変ですけど、嫌いじゃないですね」と笑みがこぼれる。

「風を読みながらそこに（ショットを）出すって言うのが自分としては好きなので、風がちょっとでもあってくれたほうが楽しみながらできるイメージはあります」と、フェアウェイキープは13/14、パーオンは13/18。米ツアーデビュー戦でも、持ち前のショット力を見せつけた。

ショットが振るわなかった前日は、「昨日のことは昨日のうちに忘れて。練習しすぎちゃうとそれを覚えちゃうので、もういいいやと」と、うまく切り替えもできた。「今日はたまたまでもあると思います。あまり（順位は）気にしないで、明日は明日のプレーで頑張りたいなと思います」と、おごることなく最終日へ向かう。