<ゲインブリッジLPGA atボカ・リオ 3日目◇29日◇ボカ・リオGC(米フロリダ州)◇6701ヤード・パー72>
いかに強風であっても、元世界NO.1は動じなかった。アンダーパーがわずか5人という難コンディションで、リディア・コ(ニュージーランド)が1バーディ・1ボギーの「72」で回り、トータル11アンダー・単独首位を堅守した。
稲見萌寧らとともにメダルを手にするリディア・コ【写真】
苦しい戦いだったのは明白だ。この日のフェアウェイキープ率は14ホール中7ホールで50%。現在、トップ10にいる選手の中では、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)と並んで最低の数字だ。しかし、セカンドショットがどのようなライでも、正確無比なショットはグリーンを捉え続けた。
「全体的にバーディチャンスが多かったとは思わないけど、グリーンに多く打つことができた。最後の2ホールで2つのパーを獲れて、タフな一日でイーブンパーでフィニッシュできたから、そこそこうまくいったかな」
これこそがリディアの真骨頂。実はキャリアを通じて、フェアウェイキープ率で年間トップ10に入ったことは一度もない。ただし、安定したアイアンにアプローチ、卓越したパッティングはツアーでもトップクラス。この日の「72」は、その持ち味が十二分に発揮された結果だった。
いかに強風であっても、元世界NO.1は動じなかった。アンダーパーがわずか5人という難コンディションで、リディア・コ(ニュージーランド)が1バーディ・1ボギーの「72」で回り、トータル11アンダー・単独首位を堅守した。
稲見萌寧らとともにメダルを手にするリディア・コ【写真】
苦しい戦いだったのは明白だ。この日のフェアウェイキープ率は14ホール中7ホールで50%。現在、トップ10にいる選手の中では、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)と並んで最低の数字だ。しかし、セカンドショットがどのようなライでも、正確無比なショットはグリーンを捉え続けた。
「全体的にバーディチャンスが多かったとは思わないけど、グリーンに多く打つことができた。最後の2ホールで2つのパーを獲れて、タフな一日でイーブンパーでフィニッシュできたから、そこそこうまくいったかな」
これこそがリディアの真骨頂。実はキャリアを通じて、フェアウェイキープ率で年間トップ10に入ったことは一度もない。ただし、安定したアイアンにアプローチ、卓越したパッティングはツアーでもトップクラス。この日の「72」は、その持ち味が十二分に発揮された結果だった。