米国のデューク大学で腕を磨き、2018年から米ツアーに本格参戦しているビュティエだが、欧州でのプレー経験も豊富だ。欧州のアマチュアトーナメントで何度も勝利を果たしており、プロに転向してからも欧州女子ツアーで3勝を挙げている。実績、自信に経験、そして小技に長けたプレースタイルがかみ合い、この日の好スコアが生まれた。

首位と3打差に詰め寄ったいま、2年連続となるツアー通算3勝目も当然視界に入る。「とてもポジティブなのは確か。この機会にとても興奮しているし、ベストを尽くしたい」。昨年の「ショップライトLPGAクラシック」では最終日に「63」を叩き出し、大逆転優勝を果たした。あすも難しいコンディションが予想されるが、ビュティエにとっては慣れたもの。頂点への追い風となりそうだ。