＜ゲインブリッジLPGA atボカ・リオ　最終日◇30日◇ボカ・リオGC（米フロリダ州）◇6353ヤード・パー70＞

最終日を首位でスタートしたリディア・コ（ニュージーランド）は、4バーディ・1ボギーの「69」をマーク。ダニエル・カン（米国）、笹生優花らの追撃を振り切り、米ツアー通算17勝目を果たした。

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前半は1バーディ・1ボギーのイーブンでのプレー。他の選手が追い上げてきている中、なかなかスコアを伸ばせず「他の人を気にせずただ自分のゴルフに集中した」という耐えるゴルフが続いた。

そして15番で「パッティングのラインの読みが完ぺきだった」とバーディを奪うと、流れに乗って続く16番もバーディ。最終18番はバンカーセーブでパーでホールアウト。後半を3バーディとして、なんとか逃げ切った。

リディアの米ツアーデビューは2012年までさかのぼる。15歳だった12年当時、アマチュアとして「CNカナディアン女子オープン」を制すると、なんと翌年も大会を連覇。天才少女の衝撃優勝だった。そして14年にプロ転向してメジャー大会2勝を飾るなど勝利を積み重ね、衝撃の登場から10年が経過した22年。今大会を制して、通算17勝目を挙げた。