＜HSBC女子世界選手権　最終日◇6日◇セントーサGCタンジョンC（シンガポール）◇6749ヤード・パー72＞

世界ランキング1位の強さが際立った。首位と1打差の2位タイから出たコ・ジンヨン（韓国）が上がり6ホールで5バーディ。18番で4メートルを沈め、鮮やかに逆転勝利を飾った。

国内は20歳が歓喜V

前半は2バーディにとどまり、後半は12番でボギーが先に来るが、そこから一気に優勝戦線に浮上した。17番を終えてトップタイ。そして最終ホールでライバルたちを抜き去ったゴルフは、他の選手も脱帽するしかなかった。

「前半はスイングがしっくりこなかったけど、後半に入って見つけたものがあって。いまはとてもハッピー」。後半に難易度が増すと言われるコースで、圧巻のバーディラッシュ。昨年優勝した最終戦以来のツアー戦で、見事に連勝を果たした。

実はこの日、ジンヨンはある記録樹立と向き合っていた。昨年から続く14ラウンド連続「60台」を更新することだった。15ラウンド連続というな偉大なツアー記録に向かったが、12番まで1アンダー。あと2つ伸ばせれば、というところから、一気に「66」というスコアまで持っていった。