＜ホンダLPGAタイランド　2日目◇11日◇サイアムCCパタヤオールドC（タイ）◇6576ヤード・パー72＞

ボギーは少ないながらも、フラストレーションがたまる一日だった。17位タイから上位を目指した渋野日向子は、第2ラウンドを5バーディ・1ボギーの「68」でホールアウト。スコアを見れば上々だが、なかなかチャンスを決めきれない場面が目立った。

何をやってる？渋野日向子スタート前のストレッチ【動画】

ホールアウト後に大会を放送するWOWOWのインタビューに答え、「外しちゃいけないところに外す場面がいくつかあった。小技でしのいで1ボギーで抑えられたけど、きのうはなかったので、それは違う部分」と振り返る。特に後半は、2〜3メートルのチャンスを決めきれなかった。10番でこの日3つめのバーディを奪った後は、パーを重ねるホールが続いた。

ようやく流れが来たのは終盤だった。16番パー3ではワンオンに失敗したが、奥からのアプローチでカップをかすめるナイスショット。「外しちゃ行けないところに外して、ロブショットをやらなきゃ行けないところに行ったけど、練習してきた成果を出せてうれしかった」とパーセーブに成功した。

上がり2ホールはしっかりとチャンスを決めきり、連続バーディでフィニッシュ。「68」とスコアを4つ伸ばし、トータル9アンダー・15位タイで2日目を終えた。