<JTBCクラシック 初日◇24日◇アビアラGC(米カリフォルニア州)◇6609ヤード・パー72>
今季2戦目となった2週前の「ホンダLPGAタイランド」では8位タイ。トータルで20アンダーまで伸ばした調子のよさは、米本土でも健在だった。渋野日向子は2バーディ・1ボギーの1アンダー・42位タイという順位以上に、「全体的にショットがよかった」と納得の表情を浮かべた。
「JTBCクラシック」の初日を終えた直後の渋野日向子のインタビューが届きました【動画】
前日に「ねちっこい」と警戒していたラフに対して、最高の攻略法を示した。フェアウェイキープは14回中12回。その外した2回も薄いラフで食われることはなかった。その証拠にパーオン成功は18回中17回。外した1つは5番のパー5で3打目のアプローチを「超ダフった(笑)」もので、ショットは抜群だった。
曲がらないだけでない。「ドライバーショットはかなり飛んできている」というように振れているのだ。その最たる例が7番ホール。20ヤード以上の打ち下ろしとなるホールとはいえ、試合のアドレナリンも手伝って320ヤードをマークした。「いい感じにスピンの少ない、転がるボールが打てましたね。そのせいで練習ラウンドでは8番か9番アイアンで打っていたところが、58度のウェッジになった(笑)」。手前ピンに対して想定外に飛びすぎてしまったことでバーディにはつながらなかったが、うれしい誤算と言っていいだろう。
それでもまだ100%納得とはいかない。「縦距離が合っていないですね。暖かくなってウェッジも振れてきているので、そこはアジャストしていかないと」と言えるのも、それだけ違和感なく振れているからこそ。アイアンの縦距離に誤差が出たことと、ポアナ芝の影響もあったが、グリーン上での34パットは改善できる部分。ここを修正できれば、あす以降のバーディラッシュも見えてくる。(文・秋田義和)
今季2戦目となった2週前の「ホンダLPGAタイランド」では8位タイ。トータルで20アンダーまで伸ばした調子のよさは、米本土でも健在だった。渋野日向子は2バーディ・1ボギーの1アンダー・42位タイという順位以上に、「全体的にショットがよかった」と納得の表情を浮かべた。
「JTBCクラシック」の初日を終えた直後の渋野日向子のインタビューが届きました【動画】
前日に「ねちっこい」と警戒していたラフに対して、最高の攻略法を示した。フェアウェイキープは14回中12回。その外した2回も薄いラフで食われることはなかった。その証拠にパーオン成功は18回中17回。外した1つは5番のパー5で3打目のアプローチを「超ダフった(笑)」もので、ショットは抜群だった。
曲がらないだけでない。「ドライバーショットはかなり飛んできている」というように振れているのだ。その最たる例が7番ホール。20ヤード以上の打ち下ろしとなるホールとはいえ、試合のアドレナリンも手伝って320ヤードをマークした。「いい感じにスピンの少ない、転がるボールが打てましたね。そのせいで練習ラウンドでは8番か9番アイアンで打っていたところが、58度のウェッジになった(笑)」。手前ピンに対して想定外に飛びすぎてしまったことでバーディにはつながらなかったが、うれしい誤算と言っていいだろう。
それでもまだ100%納得とはいかない。「縦距離が合っていないですね。暖かくなってウェッジも振れてきているので、そこはアジャストしていかないと」と言えるのも、それだけ違和感なく振れているからこそ。アイアンの縦距離に誤差が出たことと、ポアナ芝の影響もあったが、グリーン上での34パットは改善できる部分。ここを修正できれば、あす以降のバーディラッシュも見えてくる。(文・秋田義和)