＜シェブロン選手権 最終日◇3日◇ミッションヒルズCC ダイナ・ショア トーナメントC（米カリフォルニア州）◇6884ヤード・パー72＞

これまで2度出場して51位タイと予選落ち。「全く歯が立たなかった。どう攻略していいか…」と話していたミッションヒルズで4位タイに入った渋野日向子。そんな“スマイルシンデレラ”の躍進を隣で支えた佐藤賢和キャディはどう見たのか。

この笑顔！　渋野日向子の最新インタビュー【動画】

開幕前から思いは一つだった。「特にこれと言って話はしていませんが、去年一緒に組んで予選落ちしているので、それは避けたいと思う気持ちは一緒だったと思います」。昨年のリベンジ。渋野が言い続けたことばは、口にせずともわかっていた。

今季初タッグとなった前週の「JTBCクラシック」では最終日に米ワーストとなる「80」を叩いた。だが、それほど悲観はしていなかった。「最終日以外はショットも良かったので、80に関しては最終日で忘れるようとチームで話していましたし、今週その80で不安になることはありませんでした」。

むしろプラスのほうが大きかった。「ここ最近のゴルフのコンディションを見られたのと、メジャーに向けて色々とコミュニケーションを取れたので前週は担げて本当に良かったですね」と準備万端で乗り込んだ。