14ホール中13回のフェアウェイキープ、18ホールで14回のパーオン、28回のパット数。いずれも高水準だった。「風とケンカしないようにと考えながらやっている。アゲンストだからめちゃくちゃ飛ばそうではなく、風に乗ってくれたらいいなと。それで散ることは少なかった」というショットは、計測ホール平均で272ヤードを叩き出した。フェアウェイからしっかりとグリーンを狙い、タッチを合わせられたパーパットもストレスなし。理想的なゴルフといえる。
首位と3打差のトータル7アンダー・2位タイ。米ツアーでは2020年12月「全米女子オープン」以来となる最終日最終組入りを果たした。その時はトップでスタートしながら逆転負け(4位)。それもあってか本人は「下にいるほうが気が楽。追える立場はいいと思う。一番上で迎えるのもいいことだけど、(2位で)落ち着いて臨める」と、現状を歓迎する。
2週前のメジャー大会「シェブロン選手権」では、2日目に単独首位に立ちながら、3日目に「77」で失速した。最終日に巻き返し4位で終えたものの、「先々週は苦い思いをしてしまった」と悔しさも晴れない。すぐにその思いを払しょくする大チャンスが訪れた。(文・間宮輝憲)
首位と3打差のトータル7アンダー・2位タイ。米ツアーでは2020年12月「全米女子オープン」以来となる最終日最終組入りを果たした。その時はトップでスタートしながら逆転負け(4位)。それもあってか本人は「下にいるほうが気が楽。追える立場はいいと思う。一番上で迎えるのもいいことだけど、(2位で)落ち着いて臨める」と、現状を歓迎する。
2週前のメジャー大会「シェブロン選手権」では、2日目に単独首位に立ちながら、3日目に「77」で失速した。最終日に巻き返し4位で終えたものの、「先々週は苦い思いをしてしまった」と悔しさも晴れない。すぐにその思いを払しょくする大チャンスが訪れた。(文・間宮輝憲)