この日の初バーディを奪った5番では、2打目が泥が残った部分に落ち競技委員を呼ぶ場面も。そこからピン右4メートルにつけ、パットをねじ込む“粘り”も見せた。ここでの4メートルもそうだが、ミドルパットが好調で「入れたいくらいの距離で半分くらいは決まった。そこでバーディを獲れたことはうれしい」とグリーンでのプレーに救われた。

17番のパーパットを打つ前にリーダーボードでカットラインを意識。そこでボギーを叩いてしまったが、「ホントにギリギリ通れてよかったと思います」と胸をなでおろす結果になった。

「悪かったり、悪くなかったり半分半分の調子だった。あしたも私らしく、風も状況に対応できるように頑張りたい」。フェアウェイキープ12回、パーオン成功11回と持ち味は発揮している。ここからどこまで上昇カーブを描けるか。