畑岡は、そのビッグスコアで海外女子メジャー制覇に近づいたことが過去にもある。18年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」だ。首位と9打差からスタートした最終日は「64」で回りプレーオフに進んだ。このときは惜敗したが、メジャーを初めて身近で感じた瞬間となり、悲願は近いとみられた。
その後はなかなかメジャーで好成績を上げることができなかったが、昨年の「全米女子オープン」では難コースを相手に全選手が苦しむなか、またしても最終日に「68」を叩き出してプレーオフに進出。笹生優花に屈したが、メジャー制覇はすぐそこに来ていると言って間違いない。
「(優勝には)1打も差がない」と、この2戦の惜敗は畑岡のモチベーションになっている。「かならず勝てると思っている」と6月からのメジャーシーズンに臨む前に、課題と話す100ヤード以内の精度を上げることに終始し、さらに爆発的なスコアで悲願をたぐり寄せる構えだ。
次のメジャーは6月1週目の「全米女子オープン」。ファイナルラウンドの伸ばしあいにめっぽう強い畑岡のメジャー制覇が、今年はきっと見られるはずだ。(文・高桑均)
その後はなかなかメジャーで好成績を上げることができなかったが、昨年の「全米女子オープン」では難コースを相手に全選手が苦しむなか、またしても最終日に「68」を叩き出してプレーオフに進出。笹生優花に屈したが、メジャー制覇はすぐそこに来ていると言って間違いない。
「(優勝には)1打も差がない」と、この2戦の惜敗は畑岡のモチベーションになっている。「かならず勝てると思っている」と6月からのメジャーシーズンに臨む前に、課題と話す100ヤード以内の精度を上げることに終始し、さらに爆発的なスコアで悲願をたぐり寄せる構えだ。
次のメジャーは6月1週目の「全米女子オープン」。ファイナルラウンドの伸ばしあいにめっぽう強い畑岡のメジャー制覇が、今年はきっと見られるはずだ。(文・高桑均)