＜ホンダLPGAタイランド　初日◇16日◇サイアムCC(6,477ヤード・パー72)＞

　タイにあるサイアムCCを舞台に開幕した、米国女子ツアー第2戦「ホンダLPGAタイランド」の初日。一作年、この大会を制した宮里藍が5アンダー単独首位とスタートダッシュを決めたが、その他の日本勢はやや出遅れてしまった。

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　宮里美香はバーディスタートを切るも前半は出入りの激しいゴルフを展開、1オーバーで折り返す。終盤の16番でスコアを伸ばし、なんとかイーブンパーにスコアを戻しホールアウト。5打差の26位タイにつけた。「初日にしてはピンポジションが難しかったです。よく凌いだ1日でした」とこの日のラウンドを振り返った。

　上田桃子は2アンダーで後半に入ると、10番でバーディを奪うも、11番でダブルボギーを叩いてしまう。これでリズムを崩したのか13番から3連続ボギーを叩き2オーバー43位タイと出遅れてしまった。「コンディションを整えるのはプロとして当然なんですけど、昨日の夜から胃が痛み出して…。あまり寝ることもできませんでした」と体調不良に苦しんでいたことを明かした上田。「明日からコンディションを整えて、切り替えて頑張ります」と前を向いた。

　主催者推薦で出場した諸見里しのぶも上田と並び43位タイ。世界ランク首位のヤニ・ツェン（台湾）は1オーバー36位タイ、藍と同組だったポーラ・クリーマー（米国）は12番パー3でホールインワンを達成するなど見せ場を作ったがイーブンパー26位となっている。