＜全米女子オープン　2日目◇3日◇パインニードルズ・ロッジ＆GC（ノースカロライナ州）◇6638ヤード・パー71＞

2020年大会の19人に続く15人が出場する日本勢。初日を終えてアンダーパーに2人。海外女子メジャー2勝目が期待される渋野日向子は5オーバー・125位タイ、前年大会覇者の笹生優花は6オーバー・133位タイと出遅れた。

西村優菜と古江彩佳の熱い抱擁

1アンダーをマークし18位タイにつけたのはメジャー初挑戦の西郷真央と2年ぶり2回目の出場となっている小祝さくら。西郷は国内5勝の勢いを、小祝は前週優勝の好調をキープする形の好発進となった。

昨年大会で笹生にプレーオフで敗れた畑岡奈紗はイーブンパーの28位タイと上々スタート。アマチュアの馬場咲希（日本ウェルネス高2年）と西村優菜が2オーバー・67位タイ。古江彩佳、濱田茉優、高木優奈が3オーバー・86位タイで続いている。

7アンダーの首位には両親が日本人の日系米国人のミナ・ハリガエが立った。9バーディを奪い、「64」のロケットスタート。これは本大会歴代2番目となる最少ストローク。加えてこれまで本大会36ラウンドで、60台を記録するのも初。これまでは5大メジャーでトップ10にさえ入ったことがない。カリフォルニアにあるすし屋の娘。ツアー未勝利の32歳が、一気にブレイクするのか!?