<全米女子オープン 最終日◇5日◇パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)◇6638ヤード・パー71>
左鎖骨下静脈の血栓除去手術からの復帰戦として、メジャー大会「全米女子オープン」を選んだネリー・コルダ(米国)。左腕部分にサポーターのようなものをつけながらのプレーにはなったが、さすがとしか言いようがないほど、その強さは健在だった。
ネリー・コルダの足が長すぎ!【写真】
大会3日目まで「70」、「69」、「70」とアンダースコアを並べ続け、最終日は「メジャーのセッティングだった」と「73」でやや崩れたものの、トータル2アンダーでフィニッシュ。全米女子オープン自己最高となる8位タイで、4日間を駆け抜けた。「とても満足。今週は期待はしていなかった。自己ベストを更新できたから、この調子でやっていきたいね」。手術からの復帰戦ながら、アマチュア時代も含めて過去7回出場した今大会で、自己ベストを更新した。これには思わず笑みがこぼれる。
開幕前には「復帰初戦が全米女子オープンというのは望んでいなかった」と話し、手術をした肩のコンディションや、プレーの調子などを見極めるつもりだった。「戻ってきた最初の週は錆びついているもの。自分のゲームがどういう状態なのか分からない。メジャーのタフなコースでプレーできたこと。そして争いに加われたことは、間違いなくポジティブだよ」。予選通過、そして自己最高位で4日間を終えられたことは、トッププレーヤーとしての自信と威厳を取り戻す前向きな気持ちに繋がる。
次週の「ショップライトLPGAクラシック」は出場を回避し、再来週の「マイヤーLPGAクラシック」、その翌週の今季メジャー3戦目「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に、ともにディフェンディングチャンピオンとして参戦する。そして8月には「AIG女子オープン」も控える。昨年は4勝を挙げて東京五輪でも金メダルを獲得するなど、圧倒的強さを見せてきたネリー。ここから“完全復活”への道が始まる。
左鎖骨下静脈の血栓除去手術からの復帰戦として、メジャー大会「全米女子オープン」を選んだネリー・コルダ(米国)。左腕部分にサポーターのようなものをつけながらのプレーにはなったが、さすがとしか言いようがないほど、その強さは健在だった。
ネリー・コルダの足が長すぎ!【写真】
大会3日目まで「70」、「69」、「70」とアンダースコアを並べ続け、最終日は「メジャーのセッティングだった」と「73」でやや崩れたものの、トータル2アンダーでフィニッシュ。全米女子オープン自己最高となる8位タイで、4日間を駆け抜けた。「とても満足。今週は期待はしていなかった。自己ベストを更新できたから、この調子でやっていきたいね」。手術からの復帰戦ながら、アマチュア時代も含めて過去7回出場した今大会で、自己ベストを更新した。これには思わず笑みがこぼれる。
開幕前には「復帰初戦が全米女子オープンというのは望んでいなかった」と話し、手術をした肩のコンディションや、プレーの調子などを見極めるつもりだった。「戻ってきた最初の週は錆びついているもの。自分のゲームがどういう状態なのか分からない。メジャーのタフなコースでプレーできたこと。そして争いに加われたことは、間違いなくポジティブだよ」。予選通過、そして自己最高位で4日間を終えられたことは、トッププレーヤーとしての自信と威厳を取り戻す前向きな気持ちに繋がる。
次週の「ショップライトLPGAクラシック」は出場を回避し、再来週の「マイヤーLPGAクラシック」、その翌週の今季メジャー3戦目「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に、ともにディフェンディングチャンピオンとして参戦する。そして8月には「AIG女子オープン」も控える。昨年は4勝を挙げて東京五輪でも金メダルを獲得するなど、圧倒的強さを見せてきたネリー。ここから“完全復活”への道が始まる。