ここは、ともにグリーン上で悔しい気持ちが表情に出た場面。「(チャンスに)ついたのはついたけど、なかなか決まらず、結局伸ばせもせんかった。残念です」と振り返るほかない。またティショットをラフに入れてしまった3ホールのうち、1番パー4では“致命傷”を負った。
ここはアゲンストの風も吹いていたこともあり、残り124ヤードの左ラフから7番アイアンでグリーンを狙った。しかし「思ったより強い球が出た」というボールは奥のバンカーへ。「あそこからは、(落下地点から)転がす距離的は手前よりあるけど、下りの傾斜なので止まらない。手前から攻めるべきでした。クラブ選択の問題かな」。3打目のバンカーショットは、無情にもグリーン手前のラフまで転がり落ち、ダブルボギーを叩いた。直前でバーディを奪っていただけに、悔しさも募る。
「パー5で(2打目が)届くところが3つくらいある。そこで2オンしてイーグルやバーディ、ラフでも3打目勝負で伸ばせるホールが多かった。でもチャンスにつけられないし、パッティングもまったく決まらない。パー5で伸ばせないと流れを作れない」
かみ合わないまま会場を後にし、週末はその一つひとつを精査し次につなげる作業に入る。そして週があけると、今季3つ目のメジャー大会「KPMG全米女子プロ選手権」(23日開幕、メリーランド州・コングレッショナルCC)が待っている。「気持ちよく振れていたかというとそうでもない。でも、そのなかでしっかりフェアウェイキープはできた。昨日より修正できていた点だと思う」。このような“昨日より修正できた”ポイントを、今は1つずつ増やしていくよりほかはない。(文・間宮輝憲)
ここはアゲンストの風も吹いていたこともあり、残り124ヤードの左ラフから7番アイアンでグリーンを狙った。しかし「思ったより強い球が出た」というボールは奥のバンカーへ。「あそこからは、(落下地点から)転がす距離的は手前よりあるけど、下りの傾斜なので止まらない。手前から攻めるべきでした。クラブ選択の問題かな」。3打目のバンカーショットは、無情にもグリーン手前のラフまで転がり落ち、ダブルボギーを叩いた。直前でバーディを奪っていただけに、悔しさも募る。
「パー5で(2打目が)届くところが3つくらいある。そこで2オンしてイーグルやバーディ、ラフでも3打目勝負で伸ばせるホールが多かった。でもチャンスにつけられないし、パッティングもまったく決まらない。パー5で伸ばせないと流れを作れない」
かみ合わないまま会場を後にし、週末はその一つひとつを精査し次につなげる作業に入る。そして週があけると、今季3つ目のメジャー大会「KPMG全米女子プロ選手権」(23日開幕、メリーランド州・コングレッショナルCC)が待っている。「気持ちよく振れていたかというとそうでもない。でも、そのなかでしっかりフェアウェイキープはできた。昨日より修正できていた点だと思う」。このような“昨日より修正できた”ポイントを、今は1つずつ増やしていくよりほかはない。(文・間宮輝憲)