＜マイヤーLPGAクラシック 3日目◇18日◇ブライズフィールドCC（米ミシガン州）◇6556ヤード・パー72＞

2つのイーグルなどで、連覇に大きく近づいた。2打差の2位から出たネリー・コルダ（米国）が、前日の「65」に続き3日目も「66」とビッグスコアをマーク。4月に受けた左鎖骨下静脈の血栓除去手術からの復帰2試合目にして、すでに世界ランク2位の実力をいかんなく発揮してる。

トップランカーの競演　大会3日目ハイライト【動画】

最終18番でイーグルトライに成功すると、グリーンを取り囲んだギャラリーからは大歓声。「完璧なパットだったし、観客が大喜びしてくれて最高。本当に素晴らしかったわ」と、鳥肌ものだった。8番でもイーグルを奪っており、怒とうの進撃でトップに躍り出た。

約4カ月ぶりの復帰戦となった2週前の「全米女子オープン」でもいきなり8位タイと活躍。ただ、今は「プレーできることがうれしい」というのが第一だ。「ここにいるだけで幸せだし、ゴルフができることに感謝してる。次の18ホールに挑戦することに興奮しているの」と、コースの雰囲気を楽しんでいる。

だが、そこで繰り広げられているのは激戦だ。伸ばし合いの大会で1打差の2位には、今季「シェブロン選手権」覇者のジェニファー・カプチョ（米国）が続く。その下には、3位のブルック・ヘンダーソン（カナダ）、4位レクシー・トンプソン（米国）、5位タイのリディア・コ（二ュージーランド）、ミンジー・リー（オーストラリア）、7位タイのアタヤ・ティティクル（タイ）と世界トップ10が5人もつけている。