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笑顔の裏に隠されていた“苦悩” チョン・インジがメジャー3勝目で流した涙の理由

笑顔の裏に隠されていた“苦悩” チョン・インジがメジャー3勝目で流した涙の理由

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年6月27日 12時10分

KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日◇26日◇コングレッショナルCC(米メリーランド州)◇6894ヤード・パー72>

1打リードで迎えた最終18番ホールのグリーン上。1.5メートルのパーパットを沈めると、チョン・インジ(韓国)は静かにその右手をグッと握った。2018年の「KEBハナバンク選手権」以来、4シーズンぶりとなる米ツアー4勝目を手にすると、仲間たちが水をかけて祝福。そして、あふれ出る涙を何度も拭った。

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初日にコースレコードとなる「64」(8アンダー)を記録。2位に5打差の単独トップで飛び出したが、3日目に「75」とスコアを落とし、首位こそ守ったもののその差は3打にまで縮まっていた。そして風が吹くなか飛び出した最終日。「最初はプレッシャーをコントロールできず、正直、ゴルフを楽しめなかった」と前半だけで4つのボギーを叩き、レクシー・トンプソン(米国)に一度は逆転を許した。

「自分のゲームプランに忠実にやれば、バックナインでもチャンスがあると信じていた。でも、まだ体は震えているわ」

そのレクシーも後半は伸び悩むなか、16番のバーディで並んだ。そしてインジがパーだったのに対し、レクシーがボギーを叩いた17番で再び逆転に成功した。「昨日、もしゲームが簡単になるのなら、つまらない気がすると言ったけど、レクシのプレーは素晴らしかった。彼女は私に大きなプレッシャーを与え続けてくれた」。最後は『おめでとう』と声をかけてくれたライバルの存在が、底力を引き出す大事な要因になった。

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