＜トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン　2日目◇29日◇ダンドナルドリンクス（スコットランド）◇6494ヤード・パー72＞

穏やかな天候のリンクスを味方につけている。女子世界ランキング4位につけるリディア・コ（ニュージーランド）は、初日に引き続き、2日目も「65」をマーク。トータル14アンダーで単独首位に立ち、好調を維持して週末を迎える。

予選2日間は渋野日向子とラウンド【現地写真】

インからティオフし、11番で早速バーディが先行したが、その後は18番までパーを並べ続けるガマンの展開に。だが、風が穏やかで太陽が出ているような、リンクスらしくないコンディションだった2日目。それを味方につけるように、後半に入ると快進撃が幕を開けた。

1番でバーディを奪うと、3番、4番と連続でスコアを伸ばす。続く5番パー5（462ヤード）では2オンに成功してイーグル奪取。この日パーオン率17/18という安定感を見せつけて、最終9番もバーディ締め。1イーグル・5バーディ・ボギーなしという圧巻のプレーで、リーダーボードの一番上に名前を残した。

初日の6バーディ・ボギーなしに続き、今季12回目の“ボギーフリー”ラウンドを達成。36ホールのスコア「130」は、リディアが16勝目を達成した昨年4月の「ロッテ選手権」以来のこと。さらに予選ラウンド終了時で首位に立つのは10回目で、過去9回のうち、勝利を手にしたのは4回を数える。