それでも、やっぱりポアナはポアナ。開幕前に渋野はグリーンについて聞かれ「いつも通り気にしない」と考えすぎないことを心がけるとした。これは多少なりとも回っていて感じるところがあったということだろう。
午後スタートとなった初日はショットの部分で、グリーンの難しさを味わうことになった。「グリーンに向かってショットで打ったときに、思ったよりも跳ねたところがあってそれで奥に行ってしまうところがあった」。受けグリーンが多いコースで手前からいきたいところでもオーバーしてしまう場面も少なくなかった。
それだけに奥から下りの難しいパットが残ることが多かった。だが「傾斜につくことが多かったのでスピードがどうこういう感じでもなかった。距離感は合っていたと思う」と、パターで粘りを見せた。ショット面がよくなった2日目含めて、2日間の平均は「29パット」。短いのを外す場面もあったが「芝というよりは私のミスです」とポアナの影響はなかったことを強調した。
米国で戦ううえでは避けては通れないクセのある芝。これまでのゴルフ人生で経験していない以上、慣れるまでに時間を要するだろう。そもそも『慣れたところで…』、という芝質でもある。それでもまずはミックスで気にすることなくプレーできた。苦手意識をなくすこと。それは好き嫌い克服の第一歩ではないだろうか。(文・秋田義和)
午後スタートとなった初日はショットの部分で、グリーンの難しさを味わうことになった。「グリーンに向かってショットで打ったときに、思ったよりも跳ねたところがあってそれで奥に行ってしまうところがあった」。受けグリーンが多いコースで手前からいきたいところでもオーバーしてしまう場面も少なくなかった。
それだけに奥から下りの難しいパットが残ることが多かった。だが「傾斜につくことが多かったのでスピードがどうこういう感じでもなかった。距離感は合っていたと思う」と、パターで粘りを見せた。ショット面がよくなった2日目含めて、2日間の平均は「29パット」。短いのを外す場面もあったが「芝というよりは私のミスです」とポアナの影響はなかったことを強調した。
米国で戦ううえでは避けては通れないクセのある芝。これまでのゴルフ人生で経験していない以上、慣れるまでに時間を要するだろう。そもそも『慣れたところで…』、という芝質でもある。それでもまずはミックスで気にすることなくプレーできた。苦手意識をなくすこと。それは好き嫌い克服の第一歩ではないだろうか。(文・秋田義和)