＜クローガー・クイーンシティ選手権　3日目◇10日◇ケンウッドCC（米オハイオ州）◇6515ヤード・パー72＞

多くのギャラリーが集まったムービングデーに何度も聞こえた「ハッピーバースデー！」。声をかけられたのは、この日25歳となったカナダの妖精ブルック・ヘンダーソン（カナダ）だ。

コースとは印象がガラリ　カナダの妖精のドレス姿

そしてその声に応えるかのように、ヘンダーソンは一気に順位を上げた。7打差15位タイから出ると、9番パー4では2打目を2メートルにつけるなど前半だけで5バーディ。一気に首位と3打差まで詰め寄った。

だが、後半は勢いがストップ。11番、18番とボギーを叩いてバーディはなし。「69」で回り、トータル9アンダーの10位タイで最終日へと向かう。

2日目終了時のインタビューでは「リーダーボードの順位を上げることができるかもしれません。それが明日の予定。誕生日は大好きだからいい日になるといいな」と話していたブルック。前半の出来からすれば不満も残るが、しっかりとトップ10圏内へと入ってきた。