今年は「試練の年」となっていた。2020年に初優勝、去年も優勝したが、今年はここまでトップ10入りすら1度もなかった。「精神的にとてもタフだった。データを見て、自分が望むようにパットを打てていないことを知った」。グリーン上に課題があることは明白で、テークバックを少しだけ小さくした。そしてキャディから「いいパットが打てているから信じて」と言われ続けて復活。この日の前半のように耐えることができた。
これで3勝目のアリーだが、実は優勝した大会はすべて新規大会。“初もの”に無類の強さを誇る。今回は指定練習日が悪天候の影響でコースがクローズとなったことにより16番からの3ホールはぶっつけ本番だった。それでも「キャディがコースをチェックして“地図”を作ってくれた。私はそこに打つだけだった。何ホール見たかだけでなく、自分のゲームに自信があるの」と二人三脚で新しいコースを攻略していった。
ようやく呪縛から解き放たれた勝利。残りシーズンに向けて「これで少し自信がついた。これから出場する大会には勢いに乗って臨みたい。あとはベストを尽くすだけ」。さらに深めた自信を胸に、次は自身初の年間複数回優勝を目指していく。(文・秋田義和)
これで3勝目のアリーだが、実は優勝した大会はすべて新規大会。“初もの”に無類の強さを誇る。今回は指定練習日が悪天候の影響でコースがクローズとなったことにより16番からの3ホールはぶっつけ本番だった。それでも「キャディがコースをチェックして“地図”を作ってくれた。私はそこに打つだけだった。何ホール見たかだけでなく、自分のゲームに自信があるの」と二人三脚で新しいコースを攻略していった。
ようやく呪縛から解き放たれた勝利。残りシーズンに向けて「これで少し自信がついた。これから出場する大会には勢いに乗って臨みたい。あとはベストを尽くすだけ」。さらに深めた自信を胸に、次は自身初の年間複数回優勝を目指していく。(文・秋田義和)