<ポートランドクラシック 3日目◇17日◇コロンビア・エッジウォーターCC(米オレゴン州)◇6467ヤード・パー72>
アンダーで回りながら初日、2日目と訴えていた“モヤモヤ”が、スッキリと晴れる一日になった。ムービングデーに、初日の「67」を上回る「66」を記録。首位と1打差のトータル12アンダー・4位タイまで駆け上がった渋野日向子は、「ショットがすごく安定していて、スタート以外はほぼいいゴルフができた。チャンスにつく回数も多かったし、しっかり決められたのがよかった」と明るい表情を浮かべた。
渋野日向子ホールアウト直後のインタビュー【動画】
不安な立ち上がりではあった。3日目は1番で2打目のウェッジショットを引っかけ、これがグリーン奥のラフに着弾。その後のアプローチにもミスが出て、ボギーが先に来る展開だった。「抑え目のショットを引っかける」という部分は、前日まで問題視してきた大きな要素の一つ。しかし、この「一番ひどかった」ショット以降、急激に安定感を取り戻した。
3番でスタートのボギーを帳消しにすると、5番パー5で「波に乗れた」というプレーが生まれる。フェアウェイ左サイドからの3打目。残り25ヤードほどの微妙な距離で、かつ、つま先あがりのアプローチを58度のウェッジで手前から転がし50センチまでピタリと寄せた。「よーあそこまで寄ったな」という一打をバーディにつなげると、ここから自信回復へのプレーが続く。
特に輝きを感じさせたのがウェッジでのプレー。結果的にパーになったが、残り80ヤード付近から放った10番パー5の3打目を、手前2.5メートルのチャンスにつけた。続く11番パー4の2打目では、52度で90ヤード弱から見事にスピンコントロールを効かせたショットを放ち、右手前1.5メートルまで寄せてのバーディを奪った。「距離は合ってきたかなと思う。ウェッジの距離感がいいからこそ、チャンスにつく回数も多い」。この“距離が合う”という事実が、その表情を緩ませる。
アンダーで回りながら初日、2日目と訴えていた“モヤモヤ”が、スッキリと晴れる一日になった。ムービングデーに、初日の「67」を上回る「66」を記録。首位と1打差のトータル12アンダー・4位タイまで駆け上がった渋野日向子は、「ショットがすごく安定していて、スタート以外はほぼいいゴルフができた。チャンスにつく回数も多かったし、しっかり決められたのがよかった」と明るい表情を浮かべた。
渋野日向子ホールアウト直後のインタビュー【動画】
不安な立ち上がりではあった。3日目は1番で2打目のウェッジショットを引っかけ、これがグリーン奥のラフに着弾。その後のアプローチにもミスが出て、ボギーが先に来る展開だった。「抑え目のショットを引っかける」という部分は、前日まで問題視してきた大きな要素の一つ。しかし、この「一番ひどかった」ショット以降、急激に安定感を取り戻した。
3番でスタートのボギーを帳消しにすると、5番パー5で「波に乗れた」というプレーが生まれる。フェアウェイ左サイドからの3打目。残り25ヤードほどの微妙な距離で、かつ、つま先あがりのアプローチを58度のウェッジで手前から転がし50センチまでピタリと寄せた。「よーあそこまで寄ったな」という一打をバーディにつなげると、ここから自信回復へのプレーが続く。
特に輝きを感じさせたのがウェッジでのプレー。結果的にパーになったが、残り80ヤード付近から放った10番パー5の3打目を、手前2.5メートルのチャンスにつけた。続く11番パー4の2打目では、52度で90ヤード弱から見事にスピンコントロールを効かせたショットを放ち、右手前1.5メートルまで寄せてのバーディを奪った。「距離は合ってきたかなと思う。ウェッジの距離感がいいからこそ、チャンスにつく回数も多い」。この“距離が合う”という事実が、その表情を緩ませる。