前日は強い雨が降り続き、フェアウェイは多くの水を含んだ状態。「水が増えて、ボールの場所によっては(水が)浮いてきたりして」と話すように、この日はリフトアンドクリーンが採用された。芝が短く刈り込まれたフェアウェイではボールを拾い上げ、一度吹いて置き直す処置が可能だったが、それでも思わぬ水に悩まされる場面が最後の最後に起きてしまった。
グリーン手前には池が待ち構える18番。古江の2打目は打った瞬間に短いと分かるショット。池はなんとか越えたものの、傾斜で戻り吸い込まれた。「踏んでも水が浮いてくるライではなくて、打ったら水、みたいな感じだった。そこまで悪いショットではなかったけど、打った瞬間、そんなに(水が)出るのか、これは届かない(笑)と」。2打目地点の思わぬ事態に、ピンチを迎えた。
池を越えてから入水したため、池とグリーンのあいだにドロップ。4打目は急な左足上がりのライから、「ボールが動かないでほしいという気持ちが大きくて」と放った一打は、なんと直接カップイン。チップインパーの締めくくりには、2度驚きの最終ホールとなった。
「ヒヤヒヤものだったけど、なんとか入ってくれてよかった。ラッキーでした」と振り返る一打もありながら1オーバーの滑り出し。「まずはしっかり予選通過できるように、バーディを増やしていきたい」と臨む第2ラウンド。54ホールに短縮となった大会での出遅れは致命傷になりかねないが、なんとか踏ん張った古江の巻き返しが待たれる。(文・高桑均)
グリーン手前には池が待ち構える18番。古江の2打目は打った瞬間に短いと分かるショット。池はなんとか越えたものの、傾斜で戻り吸い込まれた。「踏んでも水が浮いてくるライではなくて、打ったら水、みたいな感じだった。そこまで悪いショットではなかったけど、打った瞬間、そんなに(水が)出るのか、これは届かない(笑)と」。2打目地点の思わぬ事態に、ピンチを迎えた。
池を越えてから入水したため、池とグリーンのあいだにドロップ。4打目は急な左足上がりのライから、「ボールが動かないでほしいという気持ちが大きくて」と放った一打は、なんと直接カップイン。チップインパーの締めくくりには、2度驚きの最終ホールとなった。
「ヒヤヒヤものだったけど、なんとか入ってくれてよかった。ラッキーでした」と振り返る一打もありながら1オーバーの滑り出し。「まずはしっかり予選通過できるように、バーディを増やしていきたい」と臨む第2ラウンド。54ホールに短縮となった大会での出遅れは致命傷になりかねないが、なんとか踏ん張った古江の巻き返しが待たれる。(文・高桑均)