<ペリカン女子選手権 最終日◇13日◇ペリカンGC(米フロリダ州)◇6341ヤード・パー70>
3年ぶりのツアー勝利はお預け。レクシー・トンプソン(米国)が最後の最後までネリー・コルダ(米国)との競り合いを演じたが、1打およばず涙をのんだ。2019年の「ショップライトLPGAクラシック」での勝利以降、トップ10は18回。うち2位が2回。くじけそうな時間でも、「まだまだ勉強中」と前を向く。
運命の一打はこのライでした【写真】
前半を終えて、優勝したネリーに2打のリードをとったが、11番、12番で連続ボギーを喫し逆転を許す。「前の自分ならそこで怒っていたかもしれないけど、まだまだと思って目の前の一打に集中していた」と、続く13番はバーディでカムバック。再び首位に並んだ。
その後はネリーの猛攻にあい、18番に入った時点で2打ビハインド。1組前のネリーがボギーを叩き1打差となったが、レクシーのティショットは“チーピン”。大きく左に曲げ、ピンまで190ヤード近く残ってしまった。グリーンの手前にはおおきな池。レクシーの2打目は池をかろうじて越えるも、左手前に外れた。
すでに1打足りないことは承知の上。この3打目のアプローチを入れなければ勝利はない。そこでレクシーはボールのライをじっくりとのぞき込んだ。そこでとった行動は競技委員の要請。初日がハリケーンで中止となったが、今大会は全日程を通じて芝が短く刈り込んである箇所はボールを拾い上げ吹いて、そして置き直すことができる。レクシーのボールのライは微妙な位置にあったため、少しでもライのいいところからのプレーを模索した。
3年ぶりのツアー勝利はお預け。レクシー・トンプソン(米国)が最後の最後までネリー・コルダ(米国)との競り合いを演じたが、1打およばず涙をのんだ。2019年の「ショップライトLPGAクラシック」での勝利以降、トップ10は18回。うち2位が2回。くじけそうな時間でも、「まだまだ勉強中」と前を向く。
運命の一打はこのライでした【写真】
前半を終えて、優勝したネリーに2打のリードをとったが、11番、12番で連続ボギーを喫し逆転を許す。「前の自分ならそこで怒っていたかもしれないけど、まだまだと思って目の前の一打に集中していた」と、続く13番はバーディでカムバック。再び首位に並んだ。
その後はネリーの猛攻にあい、18番に入った時点で2打ビハインド。1組前のネリーがボギーを叩き1打差となったが、レクシーのティショットは“チーピン”。大きく左に曲げ、ピンまで190ヤード近く残ってしまった。グリーンの手前にはおおきな池。レクシーの2打目は池をかろうじて越えるも、左手前に外れた。
すでに1打足りないことは承知の上。この3打目のアプローチを入れなければ勝利はない。そこでレクシーはボールのライをじっくりとのぞき込んだ。そこでとった行動は競技委員の要請。初日がハリケーンで中止となったが、今大会は全日程を通じて芝が短く刈り込んである箇所はボールを拾い上げ吹いて、そして置き直すことができる。レクシーのボールのライは微妙な位置にあったため、少しでもライのいいところからのプレーを模索した。