＜CMEグループ・ツアー選手権 事前情報◇15日◇ティブロンGC（米フロリダ州）◇6556ヤード・パー72＞

前戦をスキップして臨む最終戦。渋野日向子はこの日プロアマのメンバーから漏れたこともあって、朝からインの9ホールを回り、調整を行った。この日は現地時間の15日。渋野の24回目の誕生日だった。

渋野日向子、インパクト直後のヒラメ筋がすごい！【写真】

1998年11月15日に生まれた渋野。これまで日本で誕生日を迎えていたが、今週開催の米国女子ツアー最終戦の「CMEグループ・ツアー選手権」で節目の日を迎えた。練習日となった火曜日はインの9ホールを回り調整。その後は食事を挟み、練習を行った。

いつもと変わらぬ1日だが、寅年、年女という年も終わりに近づこうとしている。今季から米国女子ツアーを主戦場としてきた渋野にとって、泣いても笑っても残すはあと1戦。24歳初の試合は今年の年間女王を決める大一番。水曜日はプロアマ戦の待機選手となっているため、早朝から9ホールをラウンド予定だ。

「全英AIG女子オープン」を制し、国内でも4勝を挙げた2019年の誕生日は「伊藤園レディス」初日で、翌日は悔しい予選落ち。翌20年は同じ伊藤園レディスの最終日で「69」をマーク。そして昨年は伊藤園レディスで予選落ち直後。果たして今年のバースデーウィークはどんな結末になるのか。（文・高桑均）