<CMEグループ・ツアー選手権 初日◇17日◇ティブロンGC(米フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>
渋野日向子の米国での最終戦は1バーディ・3ボギーの「74」。2オーバーでのスタートとなった。前半での距離の長いパー4の連続を1オーバーで耐えたものの、6番のパー5で3パットのボギー、7番の短いパー4でもバーディを逃すなど、流れを作れなかった。
きらびやか! 今季初優勝者たちがドレスアップ【写真】
風も強く、コンディションも簡単ではない。パー5を2つ通過してバーディを奪えない展開にはいらつきもあったが、8番パー3では左ピンを果敢に攻めてピン奥2メートルにつけ、これを決めてバーディ。流れを取り戻したかに見えたが、後半も苦しい展開が続いた。
「スイングというか、なんだろう、悪いイメージではなかったんですけど、打ってみたら思ったより左に引っかけているのが多かった。なんとか原因究明はしたいです」。左奥のピンに対して、そのさらに左奥に外すなど、思わぬミスで苦戦した一日。「また新しい問題が…。あれ? と思いながら」のラウンドにスコアを作ることはかなわなかった。
風も舞うなか、クラブの選択にも迷いが生じた。「計算上は甘く見て、でも打つ瞬間に『どうなんだろう』とか、決めきって打つことができなかった」と悩みながら打つ場面もあった。出遅れてしまったが、予選落ちのない今大会。ティショットの安定感と飛距離は問題なし。まだまだ浮上する余力は残っている。(文・高桑均)
渋野日向子の米国での最終戦は1バーディ・3ボギーの「74」。2オーバーでのスタートとなった。前半での距離の長いパー4の連続を1オーバーで耐えたものの、6番のパー5で3パットのボギー、7番の短いパー4でもバーディを逃すなど、流れを作れなかった。
きらびやか! 今季初優勝者たちがドレスアップ【写真】
風も強く、コンディションも簡単ではない。パー5を2つ通過してバーディを奪えない展開にはいらつきもあったが、8番パー3では左ピンを果敢に攻めてピン奥2メートルにつけ、これを決めてバーディ。流れを取り戻したかに見えたが、後半も苦しい展開が続いた。
「スイングというか、なんだろう、悪いイメージではなかったんですけど、打ってみたら思ったより左に引っかけているのが多かった。なんとか原因究明はしたいです」。左奥のピンに対して、そのさらに左奥に外すなど、思わぬミスで苦戦した一日。「また新しい問題が…。あれ? と思いながら」のラウンドにスコアを作ることはかなわなかった。
風も舞うなか、クラブの選択にも迷いが生じた。「計算上は甘く見て、でも打つ瞬間に『どうなんだろう』とか、決めきって打つことができなかった」と悩みながら打つ場面もあった。出遅れてしまったが、予選落ちのない今大会。ティショットの安定感と飛距離は問題なし。まだまだ浮上する余力は残っている。(文・高桑均)