「3ホールくらい引きずってしまって」と怒りが収まらないなかで、12番ではグリーンを外し大きく左へ。細い枯れ葉の上からの難しいアプローチを3.5メートルに寄せ、これを入れてパーセーブ。一息つくと、ようやく冷静さを取り戻した。そこから反撃に出る。
14番のパー5では1.5メートル、15番パー4では手前からのスライスラインをカップに沈めた。17番パー5では2打目をグリーン手前まで運ぶと6番同様に上って下るアプローチをパターで寄せてバーディ。「5ホールで3つのバーディに変えられたのでよかった」と挽回に成功した。
この17番のアプローチで使ったパターでの寄せは、最近よく使う方法。これまではウェッジ一辺倒だったのが、「成長を感じている」と自身も納得の出来。ここ最近は多用しているグリーンエッジからのパターでしっかりと結果を残したことは評価に値する。
ところが、引き出しが増えたかといえば、そうでもないとまた苦笑い。「増えたような、減ったような(笑)。最近アプローチをやっていないから…。練習しましょう(笑)」と、6番のような“ミス”をなくしてこそ、技の引き出しが増えたと初めて言える。
米ツアー参戦1年目。ここまでいろんなことを学び、結果も残し、そして悔しい思いもしてきたが、残すはあと1日。「上を見るだけだから、あしたも攻めるところでしっかり攻めきってできればいいな」。集大成と位置づける今大会。内容も結果も、すべての面で納得し、帰国し、国内最終戦に挑む。(文・高桑均)
【CMEグループ・ツアー選手権 放送予定】
最終日 11/21(月) 午前3:00〜 WOWOWライブ
14番のパー5では1.5メートル、15番パー4では手前からのスライスラインをカップに沈めた。17番パー5では2打目をグリーン手前まで運ぶと6番同様に上って下るアプローチをパターで寄せてバーディ。「5ホールで3つのバーディに変えられたのでよかった」と挽回に成功した。
この17番のアプローチで使ったパターでの寄せは、最近よく使う方法。これまではウェッジ一辺倒だったのが、「成長を感じている」と自身も納得の出来。ここ最近は多用しているグリーンエッジからのパターでしっかりと結果を残したことは評価に値する。
ところが、引き出しが増えたかといえば、そうでもないとまた苦笑い。「増えたような、減ったような(笑)。最近アプローチをやっていないから…。練習しましょう(笑)」と、6番のような“ミス”をなくしてこそ、技の引き出しが増えたと初めて言える。
米ツアー参戦1年目。ここまでいろんなことを学び、結果も残し、そして悔しい思いもしてきたが、残すはあと1日。「上を見るだけだから、あしたも攻めるところでしっかり攻めきってできればいいな」。集大成と位置づける今大会。内容も結果も、すべての面で納得し、帰国し、国内最終戦に挑む。(文・高桑均)
【CMEグループ・ツアー選手権 放送予定】
最終日 11/21(月) 午前3:00〜 WOWOWライブ