ゴルフ関連15団体の関係者が集うゴルフ新年会が国内で行われ、日本ゴルフ協会(JGA)の池谷正成会長も出席。新年会終了後に取材に応じ、今年の抱負などを語った。
まず、国内女子シニアツアーのナショナルオープンとして今年から新規に設立された「日本女子シニアオープンゴルフ選手権競技 太陽生命 元気・長生きカップ」の展望について話した。
女子シニア選手からの要望もあり、検討を進め「女子シニアオープンはなかったもので、手始めにやってみよう」と開催が実現。「テスト的にやってみた結果を見て、今後どうしていくかという段階」と45歳以上の女子シニア世代初のナショナルオープン開催へ期待を込めた。
また、JGAの事業計画の普及事業の1つに『ゴルフ振興のため、国家公務員倫理規程の改定及びゴルフ場利用税問題に取り組み、ゴルフが健全なスポーツとして認知されるようにイメージアップに取り組む』とある。
今年はそれを具体的に進めるとして、ゴルフ場利用税の撤廃を日本ゴルフサミット会議でも提言。「たくさんのお金が税金として払われているわけですから、ゴルフ場に還元できるような目的税化をしてほしい」と話した。
さらには、国家公務員倫理規程にある『利害関係者とのゴルフを禁止』という部分を「外してもらいたい」とも話す。「ゴルフは悪いイメージと受け止められることは非常に残念。他のスポーツと同様に、誰でも参加できるスポーツとして認めてほしい」との思いを口にした。(文・齊藤啓介)