宮里美香、ツアー初優勝までの戦いの日々
宮里美香、ツアー初優勝までの戦いの日々
配信日時: 2012年8月21日 04時44分
「セーフウェイ・クラシック」で悲願の米ツアー初優勝を達成した宮里美香。
美香、藍超え日本人最年少で初優勝!「最高です、言葉がでない」
8歳でゴルフを始め、アマチュア時代は日本ジュニアを3度優勝。高2で世界ジュニアを制すと、08年ジュニア時代のライバルでもあるヤニ・ツェン(台湾)を追って米ツアー参戦を決意。予選会を通過し09年から米ツアーでの戦いをスタートさせた。2010年にはスポット参戦した「日本女子オープン」で史上最年少優勝。そして、ツアー4年目での初優勝。略歴を並べてみれば順風満帆に見えるが、ここまでの道のりは決して平坦なものではなかった。
ライバルのヤニ・ツェンがメジャーで勝利を重ね世界女王へ上り詰めていく中、思うように結果が出なかった宮里は、動経費節減のために米国内を車で長時間移動するなど地道な戦いを続けていた。昨年からはマネージャー帯同もやめ、キャディと2人だけ。炊飯器を持ち歩き食事管理も自分でするなど、自分自身の力で強さを養っていった。
ツアー参戦4年目の今季は結果を求めて用具契約もフリーにして出直し。しかし、序盤は気合いが空回りして3戦連続予選落ちを喫するなど苦しいシーズンが続いていた。照準を合わせて迎えたはずの「クラフトナビスコ選手権」でも予選落ちを喫し、「何を言われても頭に入らなくて。だいぶ落ちていた。ゴルフでここまで悩んだことなかった」と初めての壁にぶつかった。
それでも、課題だったショートゲームを見直し少しずつ復調すると、「ショップライトLPGAクラシック」での宮里藍との優勝争いを皮切りに4週連続トップ10フィニッシュ。“自分を100%信じて打つ”をテーマに掲げグローブに“100”と記して戦いに臨むなど、メンタル面の安定も結果につながった。ショートゲーム、メンタル…それぞれの課題に向き合い、自分の力乗り換えつかんだ栄冠。宮里藍、上田桃子らに囲まれた歓喜の輪の中でトレードマークの笑顔が輝いた。
美香、藍超え日本人最年少で初優勝!「最高です、言葉がでない」
8歳でゴルフを始め、アマチュア時代は日本ジュニアを3度優勝。高2で世界ジュニアを制すと、08年ジュニア時代のライバルでもあるヤニ・ツェン(台湾)を追って米ツアー参戦を決意。予選会を通過し09年から米ツアーでの戦いをスタートさせた。2010年にはスポット参戦した「日本女子オープン」で史上最年少優勝。そして、ツアー4年目での初優勝。略歴を並べてみれば順風満帆に見えるが、ここまでの道のりは決して平坦なものではなかった。
ライバルのヤニ・ツェンがメジャーで勝利を重ね世界女王へ上り詰めていく中、思うように結果が出なかった宮里は、動経費節減のために米国内を車で長時間移動するなど地道な戦いを続けていた。昨年からはマネージャー帯同もやめ、キャディと2人だけ。炊飯器を持ち歩き食事管理も自分でするなど、自分自身の力で強さを養っていった。
ツアー参戦4年目の今季は結果を求めて用具契約もフリーにして出直し。しかし、序盤は気合いが空回りして3戦連続予選落ちを喫するなど苦しいシーズンが続いていた。照準を合わせて迎えたはずの「クラフトナビスコ選手権」でも予選落ちを喫し、「何を言われても頭に入らなくて。だいぶ落ちていた。ゴルフでここまで悩んだことなかった」と初めての壁にぶつかった。
それでも、課題だったショートゲームを見直し少しずつ復調すると、「ショップライトLPGAクラシック」での宮里藍との優勝争いを皮切りに4週連続トップ10フィニッシュ。“自分を100%信じて打つ”をテーマに掲げグローブに“100”と記して戦いに臨むなど、メンタル面の安定も結果につながった。ショートゲーム、メンタル…それぞれの課題に向き合い、自分の力乗り換えつかんだ栄冠。宮里藍、上田桃子らに囲まれた歓喜の輪の中でトレードマークの笑顔が輝いた。