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「いつもこてんぱんにやられている」 上田桃子は9度目の全米挑戦

9度目の全米挑戦となる上田桃子。日本勢22人の“長”として、自己ベスト更新を狙う。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2023年7月5日 17時00分

<全米女子オープン 事前情報◇4日◇ペブルビーチGL(米カリフォルニア州)◇6509ヤード・パー72>

“世界一”の称号をかけて争われる「全米女子オープン」。上田桃子にとって9回目の挑戦となる。「いいイメージがなくて、いつもこてんぱんにやられている」。予選通過は初めて出場した2008年大会と09年のみで、最高位は08年の13位タイ。「今年はそうじゃないといいなと思って来た。毎年、いっぱいいっぱいでやっているので、景色を楽しめるくらいの余裕があるといいなと思います」と立ち向かう。

現地に着いてそのままコースに向かい、練習ラウンドを行ったが、霧の影響で5ホールしか回ることができなかった。「景色がきれいと聞いて期待してきたけど…(天気が)全英みたい」。曇りがかった名門・ペブルビーチGLには上田の心もちょっぴりどんより模様。それでも月曜日からの2日間で計1ラウンドをこなし、着々と準備を進めている。

生粋のドローヒッターである上田にとって、傾斜が強いグリーンは球を止めることが難しいぶん、マネジメントにはより頭を使いそう。ただ「グリーンが重いから意外と止まってくれる印象はある」と話し、グリーンはかなり小さいが、乗せることができれば「左右にピンが振ってあっても、センターからバーディチャンス」と、ビッグスコアも狙えそうなセッティングだと分析する。

今年は“史上最多”となる22人の日本勢選手が出場。そのなかで最多出場を数えるベテランは、「母国の選手がたくさんいると戦いやすいだろうし、刺激にもなる。世界に出ても引けを取らないような、胸を張ってやれる環境があるのはいい」と米ツアー、日本ツアーからそろった若き精鋭たちにも期待する。

このコースは2000年の「全米オープン」でタイガー・ウッズ(米国)が2位に15打差をつける圧勝をみせた場所でもある。“タイガー世代”の上田にとって、そこはもちろん意識するポイントのひとつ。「タイガーが好きなコースでは、自分も(相性が)良ければいいな」。進化を続けるベテランは過去の自分を乗り越えて、全米自己ベストを狙う。(文・笠井あかり)

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