＜コーツ・ゴルフ選手権　3日目◇30日◇ゴールデンオカラGC（6,541ヤード・パー72）＞

　第3ラウンドで12番から16番まで5連続バーディーを記録したリディア・コ。この日は“65”で、トータル7アンダーをマークし、2位に1打差のトップに躍り出た。この試合で勝利を収めれば、男女を問わず、ゴルフ史上最年少の世界ランク1位の座を得ることになる。

　「あまり意識はしていません。いつも言うように、ランキングは各トーナメントの結果を反映しているものなので、もちろん1位になれたらうれしいし、非常に光栄だけど、まだ18ホールも残っている。何が起こってもおかしくはない」

　10番、11番で3パットととし、自分にいら立っていたと言うコだが、それまでを“33”の3アンダーにまとめた。トータル14アンダーのコは、ハナ・ジャンを1打差、チェ・ナヨンを2打差でリードしている。

　多くの熱狂的な観客が集まった今大会では、1つの声を特定して聞くのは難しいが、コは父親の声がいつでも聞こえると言う。

　「いつでも判別できる。いつも聞こえるのよ。普通に話していても声が大きいので。でも、それによって気合が入るし、応援されていると感じるのは良いことだわ」