ナンバーワンの座を受け渡したインビー・パークは、「（自分自身を）後ろから追いかけようとしていると考えることね。毎週いいプレーをしなくてはいけないのは明らかに大変な事よ」と付け加えた。しかし、プロたちは彼女のプレーについて述べてほしいと頼まれると、少なくともコがしばらくナンバーワンとして戦い続けるだろうと思っているようだ。

　「彼女は、おそらくツアーで一番真っすぐ打てる選手で、パットもどんどん入れることができるの。つまり、真っすぐ球を打つことができれば、ボールがカップに入るから、ゴルフ自体が簡単になるということ」（パク）

　「昨年よりもパットが良くなっているって聞いたわ。だから彼女に勝つのは本当に大変。彼女は年齢以上にすごく賢いのよ」（カー）

　カーはコが優勝した「CMEグループツアー選手権」と女子ゴルフ史上最高賞金額の「レース・トゥ・ザ・CMEグローブ」を手にしたことを指摘し、しかも17歳でそれを成し遂げたことを語った。

　「彼女はCMEに勝って、150万ドルを手にしたことはすごいことなのに、まるで気にしていないかのようだった」

　さらに、コが今までペラペラしゃべって、インタビューを決まり決まった答えで終えたことがあるか聞かれると、「彼女？　今のところないわね。時間の問題よ」とカーは笑いながら言った。