＜ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン　3日目◇21日◇ザ・ロイヤル・メルボルンGC（6,479ヤード・パー73）＞

　フリエタ・グラナダは全てのLPGAツアーの大会がロイヤルメルボルンで開催されてほしいと思っているだろう。2012年、6選手によるプレーオフの末2位タイでフィニッシュした彼女は、今週もこの世界でも有数のコースで優勝争いに絡んでいる。

　ツアー選手の中でもパッティングが強いグラナダは、土曜日もロイヤルメルボルンでその技術を披露した。わずか27パットしか要さず、パー3の5番でダブルボギーを叩きながらも70の3アンダーを記録した。

　「しっかり分析しないといけないのがここの好きなところです。」と、グラナダは言う。

　「着地点やラインをしっかり計算しなければなりません。私に合っているんだと思います。速くきれいなグリーンも好きで、よくプレークするので私の特長が活かされます。」

　このコースは追う立場になると難しい。積極的にアプローチで攻められないコースが数多くあり、グラナダも明日は厳しい戦いが予想される。しかしグラナダは以前このコースで追いついたことがある。2012年は3打差を追いつき、71の2アンダーでプレーオフにまで持ちこんでいる。