<全英リコー女子オープン 最終日◇2日◇トランプ・ターンベリー・リゾート(6,410ヤード・パー72)>
1977年に樋口久子が達成して以来の日本人女子のメジャータイトル。「やっぱり意識はしないと。せっかく良い位置でいるので」偉業を間近に感じながら2ストローク差の単独4位から最終日をスタートした宮里美香だったが、1イーグル・2バーディ。5ボギーの“71”とスコアを1つ落としてフィニッシュ。トータル5アンダーの7位タイで4日間のリンクスでの戦いを終えた。
ハイライト、インタビューを毎日更新!全英リコー女子オープン動画
最終組の1つ前でスーザン・ぺターセン(ノルウェー)と共にスタートした宮里は1番で幸先よくバーディを奪取。4番はボギーとするも、7番パー5でバーディを奪い返し1つスコアを伸ばして、サンデーバックナインでの戦いに入った。周囲の選手も伸ばしていたが「トップしか見ていなかった」とあきらめない。だが、その勝負どころで苦しんだ。
3日間の戦いを支えたパッティングが思うように決まらない。「入らないときはありますよね。3日間ずっと入っていたのに、それが最終日に来てしまった。4日間それができれば最高だった」。11番でボギーを叩いた後の14番パー5では「マウンドを上って下り。スピンをかけて止められればと思っていたけど、うまくスライスして入ってくれた」と約20ヤードの3打目を直接放り込んでチップインイーグルとしたが、直後の15番、16番と連続ボギーでつかみかけた流れを終盤につなげることができなかった。
戦い終えて「やりきりました。大崩れしなかったのは一つ、自分の中で収穫だと考えています」と途中から強風が吹きつける中でのプレーに及第点はつけた。しかし、リーダーボードの上位に並ぶ名前を見て、痛感するのは自身との差。「最終日にインビーやリディアもすごく伸ばしてましたし、3日目までにいいゴルフをしていても最終日に爆発的なスコアを出さないと、やっぱりこのツアーでは勝てない」。首位との7打差はそのまま世界と自分との距離をあらわしているようだった。
1977年に樋口久子が達成して以来の日本人女子のメジャータイトル。「やっぱり意識はしないと。せっかく良い位置でいるので」偉業を間近に感じながら2ストローク差の単独4位から最終日をスタートした宮里美香だったが、1イーグル・2バーディ。5ボギーの“71”とスコアを1つ落としてフィニッシュ。トータル5アンダーの7位タイで4日間のリンクスでの戦いを終えた。
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最終組の1つ前でスーザン・ぺターセン(ノルウェー)と共にスタートした宮里は1番で幸先よくバーディを奪取。4番はボギーとするも、7番パー5でバーディを奪い返し1つスコアを伸ばして、サンデーバックナインでの戦いに入った。周囲の選手も伸ばしていたが「トップしか見ていなかった」とあきらめない。だが、その勝負どころで苦しんだ。
3日間の戦いを支えたパッティングが思うように決まらない。「入らないときはありますよね。3日間ずっと入っていたのに、それが最終日に来てしまった。4日間それができれば最高だった」。11番でボギーを叩いた後の14番パー5では「マウンドを上って下り。スピンをかけて止められればと思っていたけど、うまくスライスして入ってくれた」と約20ヤードの3打目を直接放り込んでチップインイーグルとしたが、直後の15番、16番と連続ボギーでつかみかけた流れを終盤につなげることができなかった。
戦い終えて「やりきりました。大崩れしなかったのは一つ、自分の中で収穫だと考えています」と途中から強風が吹きつける中でのプレーに及第点はつけた。しかし、リーダーボードの上位に並ぶ名前を見て、痛感するのは自身との差。「最終日にインビーやリディアもすごく伸ばしてましたし、3日目までにいいゴルフをしていても最終日に爆発的なスコアを出さないと、やっぱりこのツアーでは勝てない」。首位との7打差はそのまま世界と自分との距離をあらわしているようだった。