＜キャンビア・ポートランド・クラシック　2日目◇14日◇コロンビア・エッジウォーターCC（6,476ヤード・パー72）＞

　ブルック・ヘンダーソンが今大会36ホールの首位に立ったのはこれが今シーズン3度目となる。「今年初めに、1度か2度経験したことがあります。その時に自分自身のことをしっかり学び、プレッシャーと向き合い、最終組をどのように楽しむか学びました」、ヘンダーソンは笑顔で言った。「最終組になるのはうれしいです。土曜、日曜安定したいいラウンドができたらいいですね」。

　18番で10フィートのバーディパットを沈め、完全リードを守り、1アンダーでターンした。そこからエンジンがかかり後半は4つのバーディを決め“67”でラウンド、トータル11アンダーとした。

　「いいチャンスを作ってそれをものにできたので11アンダーというスコアに満足です。昨日よりも雨が降ったのでコンディションも変わっていましたし」とヘンダーソン。「バックナインは特に最後の何ホールかでバーディを決め、またはいあがれました。よかったですね。18番と9番でバーディをとって終わることができて良かったです」。
　
　17歳の彼女は「スィンギングスカーツLPGAクラシック」、「ボランティアズ・アメリカ・ノーステキサス・シュートアウト」でそれぞれ3位タイ、13位タイの上位でフィニッシュをした経験からたくさんのことを学んだという。

　「自分自身をつらぬき、自分の試合をするだけです。」とヘンダーソンは言う。「アマチュアとしてプレーしていた時も、多くのメディア、人々、テレビや関係者に慣れていましたが、LPGAは少し違いますね。今年はより慣れてきた感じがします。我慢強くいることができて自分のゲームをし、他のことを考えなければ、いいことが起こる可能性はありますね」。
　
　サンフランシスコ、ダラスでの上位フィニッシュに加え、ヘンダーソンは今年、「KPMG女子PGA」、「全米女子オープン」というメジャー大会でもトップ5フィニッシュを果たし、ツアーにどんどん慣れてきていることを感じさせる。

　「ほかの選手とも仲良くなってきて、みんな良くしてくれます。アリーナ・シャープは今年の私の成功には欠かせない人です」、ヘンダーソンは言う。「父と妹と今週一緒にいられて、ここ2日一緒に寝ています妹はここ2日バッグをかついてぐれていますし、すばらしいサポートを得られて本当に助かっています」。