＜ヨコハマタイヤLPGAクラシック　事前情報◇26日◇RTJゴルフトレイル・キャピトル・ヒル・セネターC（6,955ヤード・パー72）＞

　ステイシー・ルイスは勝利について考えていないふりなどしていない。優勝を頭の中から払い除け、最後の優勝から6度も2位に終わっていることに、気にしていないふりをすることは簡単である。しかし、まっすぐな性格のルイスにとって優勝に返り咲きたいという気持ちを隠すことに何の意味も見出していない。

　「優勝のことは常に頭にあるわ」とルイス。「今年は本当に優勝にあと一歩ということが何度もあったから、ここで優勝できればエビアンとソルハイムに向けて勢いがついていいけど。先週気をつけたこと、よかったことを続ければ大丈夫だと思うわ」。

　日曜日に行われた「カナディアン・パシフィック女子オープン」でリディア・コにプレーオフで敗れたものの、プレーオフに持ち込んだ最終ラウンドの“67”というスコアは、彼女が優勝まであと少しということを物語っている。

　「スイングは本当にあと少し」というルイス。「ポートランドではスイングはよくなって、先週はさらによかったわ。実は先週ボールを他のブリジストンのボールに変えて、それがいい方向にいくきっかけになったわ。グリーンに対してボールがいい反応をしているように見えたわ。それによってクラブフェイスからどういう球筋になるか信じることができる」。

　ツアーのコースの中でもこのコースは毎年ルイスにとって最も相性がよい。2012年の優勝をはじめ、昨年は2位、2011年は6位タイの成績をおさめている。