国際ゴルフ連盟(IGF)は15日、2028年ロサンゼルス五輪でゴルフ競技に新たに加わる「男女混合ダブルス戦」の詳細を発表した。
個人戦に出場する男子1名、女子1名から成る各国最大1チームが出場し、36ホールで競技を行う。第1ラウンドは1つのボールを交互に打つ「フォアサム」、第2ラウンドは各自のベストボールを採用する「フォアボール」で争う2日間大会となる。日程は男子個人戦のあと、女子個人戦の前に設定される予定だ。
男女混合戦の追加は、4月9日に国際オリンピック委員会(IOC)から発表されていたが、これまで詳細は未定だった。
「2028年ロサンゼルス五輪のプログラムに混合ダブルス戦が追加されることになり、大変うれしく思っている」と、IGFのエグゼクティブ・ディレクターのアントニー・スキャンロン氏はコメントを発表。「ゴルフは2024年パリ大会で大成功を収めたが、2016年リオ大会と2020年東京大会の勢いをさらに加速させるためにも団体戦を加えることで、私たちのスポーツにより多くの注目が集まることを期待する。選手たちは同じ国の代表として戦うことを熱望しており、ロサンゼルスでの競技をとても楽しみにしている」と述べた。
2028年大会の舞台は、松山英樹が2024年にジェネシス招待を制したリビエラCCが使用される。(文・武川玲子=米国在住)