<メイバンク選手権 最終日◇29日◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6596ヤード・パー72>
首位の背中がすぐそこまで見える位置でハーフターンし、優勝を目指した畑岡奈紗だったが、「後半はなかなかフェアウェイにいかなかった」とショットが荒れて、終わってみれば4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「72」。トータル14アンダーはスタート時のまま。11位タイの悔しい結末となった。
1番で7メートルを沈めて幸先よくバーディ発進。6番でも決め、10番でもバーディ。ところが12番から連続ボギー。14番で取り返したが、17番ではダブルボギーと、ラストスパートの段階で急失速。「ショットは違和感がありましたね」と実はバーディを奪ったスタート時から何かが違っていたと明かした。
後半はトップとの差が広がる一方で、「トップ5はキープして終わりたいなと思っていた」というなかでのダブルボギー。「4日間通していいスコアで回ることの厳しさも感じましたし、今日は本当にいい勉強になりました」と、この日の反省を無駄にはしたくない。
「自分の中でもワクワク、プレーしていた」という前日までの3日間から一転。最後に落として終わったマレーシア戦。「調子は上がっている」と、1ラウンドの失敗で落ち込む暇はない。
今季、ワクワク感を持ってプレーできるのは、地元・茨城県で開催される「TOTOジャパンクラシック」と年間女王の称号をかけた最終戦のみ。「いまくいかなかった部分を修正したい」とラストチャンスへ臨む。“最低年間1勝”を掲げる畑岡。タイムリミットが迫っている。(文・高桑均)