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「大事な残り2試合の1試合を日本でできる幸せ」 渋野日向子が“母国”開催で目指すこと

来季シード入りへの大一番。渋野日向子が母国での上位フィニッシュを狙う。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2023年11月1日 16時28分

<TOTOジャパンクラシック 事前情報◇1日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6598ヤード・パー72>

米ツアーメンバー2年生として迎える日本開催の米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」だが、昨年とはその心持ちもちょっぴり異なっているようだ。渋野日向子はポイントランキング上位勢が出場を見送ったため、出場枠が下りてきて出場できた形。「自力で今回は出られているわけではなくて、下りてきて出させてもらっている感覚」と受け止めながら、すでにシード当確が決まっていた1年前といまの状況を冷静に比較する。

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現在のポイントランキングは81位で、来季シード権獲得ライン(80位)から圏外にもれた。上位のみが出場できる最終戦「CMEグローブ・ツアー選手権」を除けば、今シーズンの残りはもう少ない。「泣いても笑っても2試合しかないので頑張らないとですね。一打一打、悔いの残らないようにしたい」と、予選カットのない日本戦で上位フィニッシュを求めながら、「ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン」まででの滑り込みを目指す。

「ゴルフの調子も良くないですし、気分的にも良いとは思えない。でもずーっと“ズーン”ってプレーしてもいいとは思えないし、気持ちをちょっとでも上げて、ちょっとでも自信をもってプレーするということがいまは必要なことなのかな。それが試合になると難しいところではあるけれど…」

自信もいまは消えかかり、いまの状況をネガティブに感じながらも、母国でプレーができることは背中をぐっと前に押してくれる。「大事な残り2試合のなかの1試合を日本でできるということは、自分のなかではすごく大きい。日本にいられているということがすごい幸せなこと。日本のお客様の前でプレーできる喜びをかみしめたいと思います」。後ろ向きなことも考える時間が多い時でも、6月「宮里藍サントリーレディス」以来となる日本での戦いでは、応援してくれるファンやギャラリーからの声援は必ず力になるはずだ。

4日間安定したスコアメイクのために、大事にしたいのは「自分の気持ち」。まずは楽しむこと、そして一打一打に全力を尽くしていくこと。「単純なことだと思いますけど、そこからまずはやっていきたいと思います」。逆境に立ちながらも、穏やかな笑顔を見せる渋野は、大事な日本戦に向けて“心技体”を整えていく。(文・笠井あかり)

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