米国女子下部のエプソンツアーは2024年シーズンがすでに開幕している。ここで来季LPGAのツアーカードを争うことになるが、その“賞金事情”についておさらいしてみたい。
米国12州で20試合が行われる今季は、賞金総額が史上最高額を更新。総額は500万ドルで、日本円にしておよそ7億5000万円となった。最も賞金額が高い「カーライル・アリゾナ女子ゴルフクラシック」(5月9~12日)は総額40万ドル(約6000万円)で、優勝賞金は5万250ドル(約750万円)だ。
ちなみに、日本女子下部のステップ・アップ・ツアーも今季20試合が行われ、賞金総額は前年比5500万円減の4億5000万になることが発表されている。ツアーで唯一、4日間の日程が行われる「SkyレディースABC杯」(9月24~27日)が総額4000万円、優勝賞金720万円でツアー最高額。円高による影響で単純に比較することはできないが、やはり米ツアーの方が“実入り”がいいようだ。
昨季のエプソンツアー賞金女王は年間3勝を飾ったガブリエラ・ラッフルズ(オーストラリア)で、獲得賞金は13試合で15万9926ドル(約2400万円)。ステップ賞金女王は年間4勝をマークしたウー・チャイェン(台湾)で、18試合で2498万8750円を稼いだ。