渋野日向子が25日、2019年からサポートを受けている日本航空(JAL)のスペシャルイベント「渋野日向子×JALスペシャルゴルフデー2025」に登場。抽選で選ばれたJALのマイレージバンク会員やジュニアゴルファーと、都内のインドア施設で交流した。
この日のイベントは2部制で行われ、昼過ぎから始まったジュニアの部ではトークショー&ミニレッスンを実施。子ども好きとしても知られる渋野は、ジュニア達からの質問に“真剣回答。今年の目標を聞かれた時には、「勝ちたい。優勝したいです」と意気込んだ。
また“渋野直伝レッスン”も。ジュニアのスイングを見るなり「こっちの方がいいかも」と自らのドライバーを手渡し打たせる場面も見られた。惜しみなく送られるアドバイスに、子どもたちも目からうろこだ。
さらに夕方からは大人の部が行われ、ここではゴルフ対決で盛り上がった。実に5時間以上の長丁場のイベントだったが、その表情は終始笑顔。「やっぱり毎年楽しみにしてる年イチイベントなんで、すごい楽しかったですね。子供達もみんな上手なので、むしろ自分が初心に帰れる。いいものをすごくもらいました」とつかの間のオフを楽しんだ。
そしてイベント後には、このオフの“大きな変化”について告白。「フリーです。あれだけ(色々なメーカー)入れてたらね」と、今年からクラブ契約がフリーになったことを明かした。「調整中ではあるんですが、色々打ってみてはいます」。実際にイベントでもタイトリストのドライバーや、スリクソンのアイアンなどを使用するシーンが見られた。
2018年のプロテストに合格し、ツアー本格参戦初年度となった翌19年にピンと契約を締結。以降、国内ツアー6勝や、19年の「AIG女子オープン」(全英女子)優勝、米国ツアー参戦とともに歩んできた。しかしここで心機一転。契約フリーとしてシーズン開幕に向けて様々なクラブをテストしている段階だ。
2022年に本格参戦した米ツアーは、今年で4年目に突入。“優勝したい”という思いの実現へ、今年は“ニュー渋野日向子”として海を渡る。